コンパクティングは抵抗溶接と同様に対象物に電気を流したことによる抵抗発熱を利用した接合方法の1つで、ばらけた状態のハーネス(より線)をインゴット形状に成形します。接触抵抗が一定になるため、後工程の溶接品質を向上させることができます。
またコンパクティングをしないでハーネスと端子などを溶接する場合、溶接電極の先端形状を工夫する必要があり、単価が上がるだけでなく電極研磨や交換の頻度が高くなり、生産現場における負担やコストも増加します。
自動車の電装化が進むに伴いハーネスの需要も増加しており、接合品質の向上と生産現場の負担低減を両立できるコンパクティングは、今注目すべき接合方法の1つです。
※旧アマダウエルドテックは、アマダ微細溶接事業に再編されています。
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5SQのハーネスを4本束ねてコンパクティングしたサンプルです。 → お問い合わせはこちら
左右にセラミックブロックを配置した専用ヘッドを使用しました。
使用機種
・直流インバーター式溶接電源 IS-800A(商品情報はこちら)
・コンパクティング専用ヘッド
コンパクティング専用ヘッド
60SQのハーネスをコンパクティングしたサンプルです。 → お問い合わせはこちら
左右にセラミックブロックを配置した専用ヘッドを使用しました。
使用機種
・直流インバーター式溶接電源 IS-1400A(商品情報はこちら)
・コンパクティング専用システム
弊社が開発したハーネスのコンパクティング専用システム(FA)です。
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特長
・高加圧溶接ヘッドを標準搭載し、ハーネスのサイズによっては低/中加圧ヘッドにも変更可能
・溶接電源は交流、直流インバーター式抵抗溶接電源を選択可能
・ウエルドチェッカーで全数管理が可能
↑高加圧ヘッド ↑抵抗溶接電源
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