エンジン部品

    エンジンの製造工程においても、
    アマダ微細溶接事業のレーザ溶接機/レーザ加工機/抵抗溶接機、
    そしてシステム製品が多数稼働しモノづくりを支えています。

    ※旧アマダウエルドテックは、アマダ微細溶接事業に再編されています。
              詳しくは
こちらをご覧下さい。

    本ページでは、
    エンジン部品に適用可能な溶接事例をご紹介しております。


    ー 円周シーム溶接 
    ー ロウ付け前の仮止め溶接
    ー 焼き入れ

    最新レーザ技術を知りたいはこちらへ! 
    →アクティブヒートコントロールとは?
    →レーザウエルドモニターとは?

アプリケーション

 アプリケーションタブをクリックすると、内容をご欄頂くことができます。
 似たようなものがHPに載ってない… そんな場合も遠慮なく当社へお問い合わせ下さい。→こちら
 

円周シーム溶接

隙間が生じないようレーザ溶接を工法とすることを前提にワークが設計されています。突き合わせ部の境界面を狙い位置とし、ワーク側を回転させながら溶接
します。本事例は、ビーム品質の異なるマルチモードとシングルモードの両ファイバーレーザのよる溶接性を比較したものです。


 

用途に応じたファイバーレーザ溶接機のご提案


       マルチモードファイバーレーザ                  シングルモードファイバーレーザ

       ビームプロファイル:トップハット                ビームプロファイル:ガウシアン


マルチモードファイバーレーザのメリット
 ー 溶接が広く、突合せ時の位置精度に余裕を確保
 留意事項
 ー 深く溶け込むほど溶接幅が広くなり、熱影響が拡大

シングルモードファイバーレーザのメリット
 ー 溶接幅を広げずに深く溶け込み、表面の熱影響も抑制可能
 留意事項
 ー 突合せ時の位置精度向上

私たちにお任せ頂くメリット
 ー 溶接幅や深さのご要望に対し、最適な機種をご提案
 ー 多彩な光学系やスキャナーヘッドで溶接品質を最適化
 ー サンプルテストから納品後まで、お客様に密着してサポート
 

ピックアップ  「シングルモードレーザとワブリング溶接」

断面(ワブリング無)

断面(ワブリング有)

ワブリング溶接とは、ガルバノスキャナーを使い、レーザをらせん状に走査しながら溶接する方法です。
幅や周波数、スピードを調整することで、溶接幅や深さを調整できます。
シングルモードレーザとの組み合わせにより、熱影響を抑えつつ幅の広い溶接を実現します。
突き合せ個所へ溶接する際、位置ずれによる影響(溶け込み不足による強度低下)を抑えるメリットがあります。


 

システムソリューションでワンランク上のモノづくり

当社の加工アプリケーション技術と自動化技術で、お客さまの困りごとの解決策をご提案しております。
本項で紹介したような円柱部品の突合せシーム溶接でも、システムアップした実績がございます。
ワークの押さえ/回転機構や溶接ヘッド(固定光学系)の位置調整も可能なスタンドアローンタイプで、作業者の安全対策も備えています。
生産品質の向上や均質化、属人化の解消、あるいは安全性と生産効率の両立といった課題の解決に、ぜひ当社のシステムソリューションを検討下さい。


 

関連動画

円周シーム溶接

レーザ溶接システム例

推奨機種

ロウ付け前の仮止め溶接

レーザ溶接は本溶接としての目的だけでなく、仮止めとして用いられることもあります。本事例は、ロウ付け前の工程でワーク移動時の位置ズレを防ぐため、レーザで仮止め溶接を行った事例です。システムアップすることで、人の感覚に頼ることなく又高い生産性も実現します。

レーザ溶接のメリット  
 ー 属人化せず自動化が容易で、生産効率が向上 
 留意点
 ー 溶接部に隙間が生じないよう、ワーク設計の確認が必要

私たちにお任せ頂くメリット
 ー仮止めに適した、スポット溶接(パルス照射)を行う溶接機もラインナップ
 ー位置決めステージから協働ロボットまで、ワーク形状に応じたシステムアップが可能
 ー国内メーカーとして迅速なアフターサービスをご提供
 

システムソリューションでワンランク上のモノづくり

当社の加工アプリケーション技術と自動化技術で、お客さまの困りごとの解決策をご提案しております。
本項で紹介したようなロウ付け前の仮止め溶接でも、システムアップした実績がございます。
下のイメージのように協働ロボットで溶接ヘッド(固定光学系)を走査することで、複雑に組み合わされた箇所でも溶接可能です。
生産品質の向上や均質化、属人化の解消、あるいは安全性と生産効率の両立といった課題の解決に、当社のシステムソリューションをぜひご検討下さい。


 

推奨機種

レーザ焼き入れ

ファイバーレーザ溶接機の中には、溶接以外の熱処理に対応可能なタイプもあります。
独自のレーザ出力制御機能「アクティブヒートコントロール」を搭載したタイプであれば、本事例のように焼き入れや焼き鈍しも可能です。

      レーザ照射部位を固くするレーザ焼き入れ               レーザ照射部位を柔らかくするレーザ焼きなまし


レーザ溶接のメリット  
 ー局所加熱となるため、ワーク全体への熱ダメージを大幅に軽減 
 留意点
 ー生産効率向上のため、レーザ溶接機の複数台導入が必要

私たちにお任せ頂くメリット
 ー加工端を基準とした独自のレーザ出力制御技術により、安定した加工を実現
 ー熱処理の範囲に応じ、特殊光学系でビーム形状を成形可能
 

アクティブヒートコントロール

“加工端の発熱量”を基準に、レーザ出力を自動で制御する新機能です。
  専用光学系を使って発熱量をレーザ溶接機本体へフィードバックし、予め設定した発熱量となるようレーザ出力を制御します。
  溶接機内部の出力を基準とした従来機能とは異なり、加工端を基準にすることで、ワークの発熱状態に応じた出力制御が可能です。
  溶接の他、焼き入れ等など、熱量のコントロールが重要な加工に適しています。※リアルタイムパワーフィードバック

  詳しくはこちら

 

関連動画

鉄系円柱部品のレーザ焼き入れ / ファイバーレーザ溶接機「ML-6810C」

推奨機種

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