レーザ加工機(マーカー)の基本構成

 レーザ加工機(マーカー)は、下記のような機器で構成されます。
 ・制御ユニット ・制御ケーブル ・光ケーブル ④ヘッドユニット(X軸/Y軸スキャナー、fΘレンズ)
 ・操作用PC
 
 

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※旧アマダウエルドテックは、アマダ微細溶接事業に再編されています。詳しくはこちらをご覧下さい。

制御ユニット

 レーザ溶接機本体は、レーザを生み出す「発振器」とそれを制御する「コントローラー」で構成されます。
 発振器は「エンジン」とも呼ばれ、励起源・レーザ媒質・共振器ミラーなどのレーザを発振する機構が1つになった
 ものをいいます。
 コントローラーは、出力や照射時間などの条件入力とそれに基づいた発振器の制御を行うユニットのことをいいます。
 
  

光ファイバー

 光ファイバーは一般的に下記図のように構成され、レーザ溶接機本体から溶接ヘッドまでレーザを伝搬する役割を持ちま
 す。レーザの通り道である「コア」は合成石英製で、長く細いガラスに近いものとなっています。
 このため、定められた曲げRを超えてしまうと破断する恐れがあり、適切な扱いが必要となります。

 

制御ケーブル

 溶制御ユニットと後述するヘッドユニットとを繋ぎ、各種信号をヘッドユニットへ送るためのケーブルです。
 このケーブルを繋ぐことで、設定条件通りにレーザを走査することができます。
 

ヘッドユニット

 ヘッドユニットは、制御ユニットで発振され光ファイバーを通して伝搬さらたレーザを加工点へ集光、走査する
 ユニットのことをいいます。レーザ加工機の場合は、駆動機構(X軸/Y軸スキャナー)を持ち、レーザを動かす
 (走査する)ことが出来るスキャナーヘッドが一般的です。
 

その他の基礎知識はこちら

 ・レーザとは
 ・レーザ加工(マーキング)とは
 
・レーザ加工機(マーカー)の基本構成

 

アプリケーション紹介

 レーザ加工にはマーキング以外にも様々なものがあり、その適用範囲が非常に広いものです。
 当社では、業界別や工法別にアプリケーションを紹介するページを新設しており、そこに詳細を記載しております。

 業界別アプリケーション紹介
 工法別アプリケーション紹介

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